どうも!スマオ(@SmawatchJp)です。
今回は格安タブレットなどでもおなじみの「HAOQIN」の最新スマートウォッチTS03をレビュー!
タブレットはAmazonのレビューを見ると「安かろうそこそこかろう」って感じで、安い商品を求めてる人には人気があるメカーですが、スマートウォッチはほとんど実績がなく、今回の「TS03」を皮切りに力を入れて行きたいとのことなので、レビューをお受けしました。
良い点・悪い点を正直にレビューするよ?それでもいいなら提供してと言ってOKが出たのでレビューします!
・1.3インチの丸形ディスプレイ
・心拍数
・血中酸素濃度
・睡眠モニター
・血圧
・ワークアウト(8種目)
・IP68防水
・5日間のバッテリー寿命
・スマホカメラの遠隔シャッター
・スマホで再生する音楽のリモコン機能
購入しやすい価格帯のスマートウォッチだとしても、搭載してほしい機能はほぼすべて揃ってる感じ!
実際に2週間ほど使ってみたよ!
デザインと付属品チェック!
TS03を見てまず思うのが、デザイン性の良さ!
スマートウォッチでも、一般的な腕時計デザインの方がいいって人は結構いるよね。
TS03は2カラー用意されていますが、2つとも赤を基調としたデザインになっており、フェイス部分の色の違いでブラックとシルバーの2種類になっています。
今回提供してもらったのは、シルバーカラーのモデル!
この価格帯のスマートウォッチの中ではデザインがいいね!
正面から見るとブラックと赤を基調としたタキメーターデザイン
腕周りの太さが18センチの男が付けるとこんな感じ。
サイドはシルバーで、物理ボタンが右側にひとつ
背面には心拍数計測などのセンサーと、充電端子
バンドは外側がブラック、内側がレッドのシリコンタイプの物になっています。
バンドに関しては、ピンを横にスライドすると外すことが出来るスマートウォッチでは一番一般的なタイプだから、Amazonなんかでバンドを買えば交換可能だね
付属品は、TS03本体・専用充電ケーブル・説明書・保証書になっています。
タブレットで日本でも実績があるHAOQINだけあって、説明書なんかもきっちり日本語で安心!
TS03を使うには専用アプリのDa Fitが必須!
TS03は、使っているスマホがAndroidでもiPhoneでも使うことが出来ますが、専用のアプリをダウンロードする必要があります。
TS03とスマホを連携させるために使うアプリは「Da Fit」という専用アプリになっています。
TS03では、心拍数計測や睡眠モニタリングなどの機能が搭載されていますが、このDa Fitのアプリ上で確認することが出来ます。
また、スマホに来る通知の中からTS03に通知する項目の選択などもこのアプリ上で行うことが出来ます。
TS03をスマートウォッチとして使うには、まずはDa Fitのインストールが必須になるので、まずはダウンロードしましょう!
TS03で出来る機能をチェック!
TS03は数万円もするスマートウォッチ。例えばApple Watchなんかのように、通話が出来たり新しいアプリをインストールしたりなどの機能は付いていません。
しかし、すべての人が多機能なスマートウォッチを求めてはいないと思います。
スマートウォッチマニアの私はもちろんApple Watchも持っていますが、全て使いこなせているかというと微妙・・・かも。
TS03は多機能ではないけど、スマートウォッチに求められるポイントは抑えてあるよ
心拍数計測機能
スマートウォッチの超基本機能である心拍数計測ももちろん対応!
スマートウォッチ(腕時計)は、身につけている時間が一番長いガジェットだと思います。手首に巻くので心拍数を計測しやすく、健康管理に役立ちますよね。
TS03ももちろん心拍数の計測に対応しており、最大心拍数と最低心拍数や、グラフで一日の心拍数を確認することが出来ます。
Da Fit上でも確認することが出来、当日だけではなく1週間・1ヶ月単位で心拍数の変化を確認することが出来ます。
睡眠モニタリング機能
睡眠モニタリングもスマートウォッチの定番機能だね
TS03に限らずですが、最近のスマートウォッチには睡眠モニタリング機能も搭載されているので、睡眠時間や睡眠の質もデータで見ることが出来ます。
睡眠の品質をスコア化してくれるので、質の良い睡眠が取れているか分かりやすくなっています。
血中酸素と血圧は参考程度に・・・!
ここにテキストを入TS03には健康管理機能として、血中酸素濃度の測定機能と血圧測定機能が搭載されています・・・・が!
血中酸素濃度計測は、最近のスマートウォッチでは標準機能化してきていますが、数万円するスマートウォッチの場合でも「医療機器じゃないので参考程度にね・・・!」との記載がある機能です。
そして、血圧に関しては数万円もするスマートウォッチには逆に搭載されていない機能です。血圧測定機能が搭載されているのはTS03も含め3,000円〜5,000円程度で購入出来る格安スマートウォッチのみ・・・。
つまり・・・信用しちゃだめってこと
ワークアウト機能はちょっと残念仕様!
スマートウォッチに求められる機能のひとつとして「ワークアウト計測機能」があります。
ワークアウトとは、自分が行いたい運動をしているときに心拍数・消費カロリー・運動時間などの情報を記録してくれる機能です。
ワークアウト計測も腕に身につけるスマートウォッチにはベストマッチングな機能と言えますが、TS03には8つのワークアウト種目が入っています。
・ウォーキング
・ランニング
・サイクリング
・縄跳び
・バトミントン
・バスケット
・サッカー
・水泳
ただし・・・ワークアウトで記録できる情報が少なすぎる・・・。
もう少し価格帯の高いスマートウォッチの場合には、心拍数・運動時間・消費カロリー以外にも走行ルートのログや・最高速度や平均速度などの走行速度など運動をする上で参考になるデータが沢山取得できます。
TS03は「運動時間・平均心拍数・消費カロリー」と非常に簡易的なデータしか取得できません。
TS03本体からワークアウトを開始した場合には、走行ルートのログを取ることが出来ませんでしたが、Da Fit側の屋外ランニングを選択すると走行ルートを記録出来ました。
走行ルートの記録をしたい時にはイチイチDa Fitを開かないとイケない謎仕様。しかもランニングしか未対応。
通知機能はどうか?
スマートウォッチが一番活躍する場面は、スマホに来た通知をスマートウォッチでも受けることだと思います。
わざわざスマホを毎回取り出さずに、スマートウォッチで確認出来るのは非常に便利。TS03でも当然スマホに来た通知を受信することが出来ます。
基本的にスマートウォッチに通知するアプリは自分で選択することが出来ますが、TS03の場合には個別に通知を受けるか受けないか選択出来るアプリは限られています。
電話やLINEなどのメジャーアプリは対応しているものの、Da Fit上に表示されていないアプリに関しは「その他」にまとめられています。
例えば私は車・バイク好きなので「みんカラ」という車用のアプリを入れているんですが、みんカラの通知を受けたい場合はその他の通知をオンにする必要があります。
そうすると通知を受けたくないアプリの通知も強制的に通知されてしまうということ・・・・。
WhatsAppやWeChatなど、日本で使っている人は少ないと思うのでもう少し日本向けにローカライズしてほしいのが本音・・・。
HAOQIN TS03まとめ
ということで、デメリットも言ってOKという条件でレビュー依頼を受けたので結構正直に書いてみましたが、まとめると・・・。
・安くてカッコいいスマートウォッチがほしい人
・とりあえずスマートウォッチを使ってみたい人
こんな人にはおすすめです。確かに他のスマートウォッチよりも多機能・高性能!というわけではありませんが、すべての人が高機能のスマートウォッチを求めているとは思いません。
安くてもいいからシンプルなスマートウォッチがほしいという人ならアリな選択肢になると思います。
スマートウォッチマニアが厳しく判定するならもう2,000円安ければ普通にありな感じ・・・・!