便利と感じるか、いらない機能と感じるかは、人によって大きく変わると思いますが、スマートウォッチでもある価格が高いスマートウォッチにはマイクとスピーカーが搭載されています。
つまりマイクとスピーカーがあるので、スマホを取り出さないでも通話が出来てしまいます。
基本的に数万円するモデルにしか搭載されていない通話機能ですが、このKYOKA X8は4,000円台で買える激安スマートウォッチなのに通話機能が搭載されているモデルになります。
スマホがカバンの中にあったり、手が汚れてスマホ触りたくない時とかには便利な機能だよね。
・1.7インチの見やすい大きな画面
・マイク・スピーカー搭載で通話や音声制御・録音も可能
・音楽保存機能でスマホなしでも音楽鑑賞
・心拍数、睡眠モリタニング機能
・ゲームや電卓機能
・GPS搭載でワークアウトのログが取れる
ちなみにGPSも1万円以内で買えるスマートウォッチにはあまり搭載されていない機能です。
4,000円で頑張って色々詰め込みましたスマートウォッチがX8ってこと!
色々試してみたので、レビューしていきたいと思います!
KYOKA X8の外見と付属品をチェック
今回ゲットしたのは、カラーがグリーンのモデルになります。バンドだけではなく本体部分もグリーンになっていますが落ち着いたグリーンです。
付属品はX8本体と専用充電ケーブル、説明書の3つ
X8は1.7インチのスクエア型ディスプレイを採用したデザインで、右側に物理ボタンが1つ付いています。
左側にはマイクとスピーカーの穴。これが安いスマートウォッチだとない機能なんだよね〜本来は!
背面には心拍数などを計測するセンサーと、充電用の端子が付いています。
充電には付属している専用ケーブルが必要になります。
腕周り18センチの男が付けるとこんな感じになります。
本体の材質がプラスチックじゃなくて航空アルミニウム合金らしい。
だからか見た目も4,000円台とは思えない質感はあるよね。
KYOKA X8の使い方は?
KYOKA X8は様々な機能が搭載されていますが、使い方はシンプルで簡単です。実際にしばらく使ってみたので色々とレビューしながら使い方も紹介していきたいと思います。
X8は多機能だけど使い方はシンプルだから初心者でも使いやすいですよ!
スマホとの接続アプリ「V Band」のインストール
スマートウォッチは当然ながら単体で使う腕時計ではなく、スマホと連携することでスマホの補助的なガジェットとして使うことが出来ます。
基本的にスマホと連携させるには、専用のアプリをスマホにインストールしそのアプリ上からスマートウォッチと接続をしたり、様々なログを確認したり、細かな設定を行っていきます。
X8が使っているアプリは「V Band」というアプリで、これはAndroidスマホの場合は「Google Play」iPhoneの場合は「App Store」で検索すると出てくるのでインストールしましょう。
KYOKA X8を使うにはこれは必須になるから、必ずインストールしましょう。
スマホとX8の接続方法
V Bandをスマホにインストールしたら、次はX8を接続します。接続はスマホのV Bandアプリ上で行います。
V BandアプリのMy Watchを押すとデバイスを追加と出てくるので、電源が入った状態のX8とスマホを近くにある状態で追加を押すと、X8の表示が出てきます。
出てきたX8を押すだけで簡単に接続出来ますよ!
X8に通知するアプリの選択
スマホに来た通知をスマートウォッチにも通知させることで、LINEやメールが来た時にスマホを確認しないでも「誰から来たか、どんな内容か」を確認する事ができます。
スマホに通知が来てもスマートウォッチ側に通知が不要なアプリの場合もあると思います。
そんなときは、V Bandのアプリ上でX8に通知するアプリと通知しないアプリの選択をすることで、必要な通知だけを選ぶことがでできるようになります。
アプリのMy watchからメッセージプッシュを選択し、X8に通知したいアプリのタブをオンにすることでスマホの通知をすべてスマートウォッチに通知するのではなく、必要なアプリの通知のみを選んで通知する事ができるようになります。
睡眠モニタリングや心拍数の測定機能
常に腕につけているスマートウォッチと健康管理の相性は抜群で、最近はスマートウォッチでは多くの健康管理機能が搭載されています。
X8の場合は、心拍数と睡眠モニタリング、歩数程度のシンプルな物ですが毎日付けていることで運動が足りなかったり、睡眠時間が足りなかったりと、日々の生活で不足していることが数値化して見ることが出来ます。
音声通話がすごい!ダイヤル発信も可能!
何度も言いますが、KYOKA X8最大の特長と言っても良いのが、4,000円台のスマートウォッチでマイクとスピーカーが搭載されているところになります。
電話が来た時にはリアルタイムで着信通知が来るので、通話アイコンをタップすることでスマホを出さないでも通話することが出来ます。
ただ、スピーカー状態での通話になるので、周りに人がいる場所だと会話がだだ漏れだから注意してくださいね!
さらにすごいのがダイヤル発信機能になります。少し高めのスマートウォッチであれば音声通話に対応しているモデルは沢山ありますが、スマートウォッチから発信しようとすると登録した番号か、着信があった番号への折返し発信だけだったりします。
このX8の場合は、ダイヤルをおして発信することが出来るので、完全にスマホはポケットやカバンの中に入れっぱなしの状態で好きな番号へ発信する事ができます。
ほかのスマートウォッチでもそうだけど、残念ながらLINE通話には対応していません・・・・!
電卓機能やゲームなど機能が盛りだくさん!
X8には他にも沢山の特徴的な機能が搭載されています。
暇つぶしに最適なテトリス、あると地味に便利な電卓機能そして天気予報などなどなるべくスマホを出さずにスマートウォッチで済むような機能が搭載されています。
Apple Watchとかであれば普通に使える機能だけど、これが4,000円台のスマートウォッチだっていう事がすごい。
KYOKA X8のここが残念
X8は価格が安いのに高級スマートウォッチに搭載されているマイク&スピーカー機能や、GPSなどが搭載されているのがポイントのスマートウォッチになりますが、それでもやっぱり残念だな・・・と感じるポイントがあります。
血中酸素濃度計測がない・・・。
血中酸素濃度は精度は別にしても安いスマートウォッチにも搭載されているので、この機能を省いてしまったのは少し残念。
特にコロナ禍で血中酸素濃度は有効と言われているので、搭載しても良かったんではないかと思います。
まぁ搭載されていたとしても、信頼度があると言える血中酸素濃度の計測はApple Watchくらいと言われているけどね・・・。
通知アプリの細かい設定が出来ない
実は、X8よいうよりもV Bandの問題かもしれませんが、X8に知らせる通知の選択が先程言ったとおり可能ですが、通知のオンオフが設定出来るアプリはスマホに入っているアプリすべてではなく、決められたアプリしか設定することが出来ません。
アプリの通知オンオフ設定一覧にないアプリはすべて一番下の「その他のアプリ」に集約されてしまっているので、ここにないアプリの通知を受けたい場合は、強制的に他のアプリの通知も受ける必要があります。
同じKYOKAが販売していて更に値段の安いF18でも全アプリの通知オンオフが選べるのにより高いX8で出来ないのはちょっと残念
KYOKA X8まとめ
ということで実際に使った印象をレビューしてきましたが、機能的には充実していますが4,000円という低価格のうちほとんどの部分をマイクとスピーカー部分に振り切ったせいか、他の機能のクオリティは微妙といえば微妙です。
マイクとスピーカーがなくて良いなら、KYOKA F18や他のスマートウォッチでも良いかもしれません。
逆に、スマートウォッチに通話機能が絶対条件。でも価格の安いスマートウォッチが欲しいという人にはX8 はベストチョイスになると思います。
スマートウォッチ何十本も持ってるけど、4,000円台でマイクとスピーカー搭載は他に思いつかない!
スマートウォッチで電話出来るのは、必要なさそうで実はあったら便利って場面あるからね〜!