HUAWEI Band 7レビュー。価格・性能のバランス良好スマートウォッチ!

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HUAWEIから、新しくスポーツバンドタイプのスマートウォッチHUAWEI WATCH FIT2とHUAWEI Band 7が発売されましたが、この2つの違いは大きなポイントで言うとGPSの有無ぐらい・・・。

スマオ

GPSが必要ない人には、FIT2の半額以下で買えるBand 7の方がおすすめです。

基本的にはHUAWEIのスマートウォッチらしく、品質も良くて使い勝手もいいんですがAndroidスマホを使っている一部の人にとっては致命的にもなる仕様があるので、レビューしながらその点も紹介していきたいと思います。

目次

HUAWEI Band 7で出来ることは?

HUAWEI Band 7はスマートウォッチの中でも、スポーツバンドやフィットネストラッカーと呼ばれるタイプのもので、Apple Watchの様な高機能モデルとは違い、機能を絞っている分価格も安くバッテリー持ちも長いモデルになっています。

機能を絞っていると言っても、連携しているスマホの通知や、心拍数・睡眠計測などの機能は一通り搭載されているので、コスパの良いスマートウォッチが欲しい人には魅力的なモデル。

HUAWEI Band 7で出来ること・特徴

・接続しているスマホに来た通知を受ける
・スマホで流している音楽のリモコン機能
・心拍数・睡眠計測・血中酸素濃度・ストレスチェック
・バッテリーライフは約10日
・ショートメールへのクイック返信
・価格は7,000円〜8,000円

スマオ

スポーツバンドタイプのスマートウォッチが欲しい人なら高い満足度が得られるとおもいますよー。

HUAWEI Band 7と同時に上位版のHUAWEI WATCH FIT2も発売されましたが、大きな違いはGPS・マイク&スピーカーの有無と、ディスプレイの大きさ程度になっています。

詳しい比較はこちらの記事で↓
【実物比較】HUAWEI WATCH FIT2とHUAWEI Band 7はどっちが買い?

HUAWEI Band 7のデザインと付属品のチェック!

HUAWEI Band 7は縦長のデザインを採用したスマートウォッチで、薄くて軽いので腕時計があなまり好きじゃ無い人でも違和感が少なく付けられるモデルです。

スマオ

実際に手にとって見ても、手首に巻いてみても軽いな〜っていう印象

付属品はHUAWEI Band 7本体と、取扱説明書・保証書・専用の充電ケーブル

専用充電ケーブルは、この様にHUAWEI Band 7に磁力でくっつけて充電するスタイルになっています。

重量はベルト込みで28.5gと非常に軽量

腕周り18センチの男が着用した場合こんな感じです。

右サイドに物理電源ボタン・背面は心拍数などを計測するセンサーと充電用端子

HUAWEI Band 7の使い方・各機能の紹介

スマオ

それでは実際に、HUAWEI Band 7を使いながら写真も交えてレビューして行きたいと思います。

HUAWEI Band 7を使う場合には、スマホ側にHUAWEIヘルスケアという専用アプリをインストールする必要があります。このアプリをインストールしないとスマートウォッチとして使うことも出来ないので必須になります。

スマオ

HUAWEI Band 7で計測したデータは、スマホ上のHUAWEIヘルスケアアプリに同期されるので、一括で確認することが出来ます。

LINEやメールなどの通知機能・クイック返信

スマオ

スマートウォッチで一番活躍するのが、スマホに来たアプリの通知を受ける機能

イギーくん

スマホを取り出さないでも、LINEなんかのメッセージを確認出来るのは便利だよね。

友人や家族とのやり取りでLINEを使っている人は多いと思いますが、LINEもこんな感じでリアルタイムで通知されます。

返信は出来ないので、返信するときはスマホを使う必要がありますが、忙しい時や手が離せない時にメッセージ内容だけでも確認出来るのは便利。

スマオ

通知を見逃した場合でも、後から確認することも出来ます。

スマオ

メールの場合は、題名だけで本文の確認は出来ません!

イギーくん

LINEはテストしたけど、166文字までは表示されたよ。それ以降は「…」という感じで省略されちゃうよ。

SMS(ショートメールは)クイック返信が可能

LINEやメールの場合には、返信するにはスマホを取り出す必要がありますが、ショートメールに関してはHUAWEI Band 7のみで返信をすることが出来ます。

スマホの様にキーボードが出てきて文字を入力・・・ということは出来ませんが、予め作成しておいた定型文を押すと簡単に返信することが出来ます。

スマオ

定型文はヘルスアプリ上で20文字以内の好きな文章を編集出来ます!

イギーくん

LINEのクイック返信が出来れば最高だけど、無いよりはまし!

【自動測定】心拍数・血中酸素濃度などの健康管理計測

心拍数などの健康状態を知るにも、スマートウォッチは常に身に着けていることが多いので相性が良いガジェットです。

HUAWEI Band 7の場合には、心拍数・血中酸素濃度・ストレス・睡眠の4つの状態を腕に付けておけば計測することが出来ます。

スマオ

血中酸素濃度なんかは、自分の計測したいタイミングでも計測することも出来ますが、腕に付けてるだけでの自動計測も可能になっています。

スマオ

睡眠計測に関しては、入眠時間と起床時間に関してはかなり正確!

イギーくん

睡眠の質が分かったり、ワンポイントアドバイスなんかも貰えるので、睡眠ログとしては優秀。

睡眠状態を詳細にスコア化する、HUAWEI TrueSleep2.0という睡眠モニタリングアルゴリズムを採用しており、睡眠の質や時間だけではなく、睡眠中の呼吸の質なども計測することが出来ます。

HUAWEI Band 7だけに限らず、ストレスチェック機能が付いているスマートウォッチは増えて来ていますが、いまいち信憑性は?です。心拍数と連動しているようですが、全くストレスを感じてない場合でも高く表示されたりします。お楽しみ程度の機能として考えておいたほうが良いと思います。

ワークアウトは85種目に対応

ワークアウトとは、運動時に移動距離や心拍数など運動情報を記録してくれる機能です。

スマートウォッチにはGPS搭載モデルと非搭載モデルがありますが、GPSを搭載しているモデルに関しては屋外ランニングやサイクリング時にGPSを使って、走行速度やルート、距離などを計測することが出来ます。

しかし、GPS非搭載のスマートウォッチの場合でも、連携しているスマホのGPSを利用して同じ様に速度・ルート・距離などを計測することは可能です。

なので、GPS搭載・非搭載の違いは、スマートウォッチ単体で記録がとれるか、それともスマホも一緒に持ち歩かないと記録出来ないかの違いになります。

スマオ

ランニングやサイクリングしてる時に、スマホ持ち歩くよーって人は、GPS非搭載モデルでも十分。

イギーくん

HUAWEI Band 7はGPS非搭載モデルだけど、その分搭載しているHUAWEI WATCH FIT2なんかより価格が安い!

バッテリーライフと充電時間のテスト

HUAWEI Band 7の売りと言っても良いのがバッテリーライフ。一回の充電で最大2週間使えると公式では発表されています。

実際に初期の設定のまま使った場合には、10日弱でバッテリーが100%の状態から0%になりました。

スマオ

何回かやったけど、だいたい10日弱でした〜。

バッテリー持ちは、通知の多さや使い方によって変わりますが、10日間持つのであれば旅行に行く時も充電器を持ち歩かなくて良いので十分かと思います。

イギーくん

実は充電時間が速いのも何気に嬉しいポイント!充電時間もテストしてみたよ!

スマオ

ちょっと見にくいけど、5分で17%充電出来てます。17%あれば1日半は持つ計算。

イギーくん

0%から100%までは約45分でした〜!

家を出ようとしたらスマートウォッチのバッテリーが0%だった・・・みたいな場面もありますが、HUAWEI Band 7であれば5分だけ充電すれば、その日1日分のバッテリーが充電出来るので、充電速度が速いのは助かります。

常時表示(AOD)にも対応!バッテリーの持ち時間は?

スマートウォッチは腕を持ち上げた場合にディスプレイが表示され、それ以外のは画面が暗くなにも表示されていない状態になっています。これはバッテリーの消費を抑えるための機能です。

スマオ

ただ、時間を見たい時に腕を返して画面が表示されるまでのラグが気になる人もいるんだよね。

腕を返さないでもチラッと時刻を確認したい。そんな場面で便利なのが常時点灯(AOD)機能です。

常時点灯は、通常の設定した文字盤ではなく常時点灯専用の文字盤になってしまいますが、常に時刻を確認出来るので便利なモードです。

イギーくん

ただ、いくつか不満点も・・・。

スマオ

一点目は常時点灯専用文字盤になっちゃう事。

イギーくん

これはバッテリー節約のためにしょうがないけど、何種類かのシンプルな文字盤しか常時点灯できないよ。

スマオ

2つ目は、手首を返しても通常文字盤が表示されないということ。

イギーくん

画面をタップしないと、通常の文字盤が見れないんだよね〜。手首返せば通常の文字盤になればいいのに・・・。

スマオ

そして3つ目が、バッテリーの持ちが半分以下になること

HUAWEI Band 7は私の使い方であれば、通常利用で10日弱持ちますが、常時点灯モードにした場合には3日と10時間程度でバッテリーがなくなりました。

イギーくん

3日に1回の充電しても、まぁいいんだけどもうちょっと持ってくれたら嬉しいな

【注意!】Androidスマホの人はワークアウトで残念ポイント・・・!

HUAWEI Band 7は使っているスマホがAndroidのスマホでもiPhoneでも連携して使うことが出来ますが、ワークアウトに関しては、かなり微妙なポイントがあります。

先程説明したとおり、HUAWEI Band 7にはGPSが搭載されていないので、連携しているスマホのGPSを使ってワークアウトの情報を取得します。

スマオ

Pixel4aと接続してワークアウトをしようとしたんだけど、何度やってもGPSを取得してくれない・・・

再起動したり、色々設定をいじったんですが出来ないのでHUAWEIに問い合わせて見ました。

スマオ

その結果・・・

HUAWEI Band 7とGPSが連携出来るスマホの条件

・EMUI 5.0 及びそれ以降・HarmonyOS 2.0 及びそれ以降の HUAWEI スマートフォン
・iOS 9.0 及びそれ以降の iPhone

スマオ

いや、これは普通にやばい欠点だと思いませんか?

私はiPhoneも使っているので、最悪iPhoneと接続すれば良いんですが、Android一本の人はワークアウト機能がほぼ使えません。というかワークアウトは出来るけどGPSと連動出来なかったらあんまり意味がない・・・。

これは2022年8月現在での状況なので、将来的にアップデートで解決されればいいですが・・・。

イギーくん

この仕様はまじで意味不明。こんなスマートウォッチはじめて。これだけで買う価値無くなるくらいの手痛い仕様。

買うならAmazonが安いかも?

Androidのスマホだとワークアウト時にGPSが使えないという致命的な欠陥はあるものの、iPhoneを使っている人やEMUIOSを使っている人、もしくはワークアウトなんか要らないという人にとっては値段もお手頃で使いやすいスマートウォッチだと思います。

定価は8,580円ですが、Amazonだと大体いつも7,000円〜8,000円のセール価格で販売しているので、購入する場合はAmazonがお得に買えると思います。

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