【実物比較】HUAWEI WATCH FIT2とHUAWEI Band 7はどっちが買い？

HUAWEIからスポーツバンドタイプのスマートウォッチである「HUAWEI Band 7」と「HUAWEI WATCH FIT2」の2機種が発売されました。

Googleの制限のせいで日本でのスマホ販売が厳しくなっているHUAWEIですが、普通に発売されているスマートウォッチでは他の中華製よりもワンランク上のクオリティが特徴的です。

今回は、発売されたばかりのHUAWEI WATCH FIT2とHUAWEI Band 7の両方を購入したので比較しながらレビューしてみたいと思います。

両方購入したのでそれぞれのレビューもしたいと思っていますが、まずは2つの比較から。どちらを買おうか迷ってる人の参考になればと思います！

【比較】HUAWEI Band 7とHUAWEI WATCH FIT2の違いは？

HUAWEI Band 7とHUAWEI WATCH FIT2は同じHUAWEI製で、縦長長方形のスポーツバンドタイプのスマートウォッチになります。

価格は、HUAWEI WATCH FIT2が20,680円で、HUAWEI Band 7が8,580円と、約2.4倍の価格差があります。

付いている機能の有無で選ぶモデルが決まると思いますが、違いをはっきりとして自分に合ったモデルを選びましょう。

	HUAWEI Band 7	HUAWEI WATCH FIT2
価格	8,580円	20,680円
サイズ	縦44.35 x 横26 x 厚さ9.99 mm	縦46 mm x 横33.5 mm x 厚さ10.8 mm
ディスプレイ解像度	1.47インチAMOLED 194 x 368ピクセル	1.74インチAMOLED 336 x 480ピクセル
重さ	28.5g	40g
バッテリー持ち	通常10日間	通常10日
心拍数	○	○
血中酸素濃度（自動）	○	○
ストレス	○	○
睡眠モニタリング	○	○
搭載センサー	加速度センサー  ジャイロセンサー  光学式心拍センサー	9軸IMUセンサー 加速度センサー ジャイロセンサー 磁気センサー 光学式心拍センサー
アプリの通知	対応	対応
音楽リモコン	○	○
ワークアウト	96種目	97種目
カラー	ウィルダネスグリーン、フレイムレッド グラファイトブラック、ネビュラピンク	【アクティブモデル】 ミッドナイトブラック、サクラピンク、 アイルブルー 【クラシックモデル】 ネビュラグレー、ムーンホワイト
音楽リモコン	○	○
音楽保存・再生	✗	○
GPS	✗	○
マイク＆スピーカー	✗	○

HUAWEI Band 7とHUAWEI WATCH FIT2共通して出来ることは？

HUAWEI Band 7とHUAWEI WATCH FIT2は同じ様なタイプのスマートウォッチですが、価格差もあるし出来ることも違いがあります。

まずは、最初にHUAWEI Band 7とHUAWEI WATCH FIT2の両方で共通して出来ることから紹介したいと思います。

バッテリー持ちが良い！

スマートウォッチはバッテリーで動くガジェットなので、宿命とも言えるのがバッテリーの持ち時間。

どこを基準にするかによりますが、日本でメジャーなApple Watchなんかは出来ることが多く高性能ですが、バッテリーはほぼ毎日充電しないと厳しいのが実情

HUAWEI Band 7とHUAWEI WATCH FIT2は、Apple Watchに比べて機能が絞られている分バッテリーの持ちは長く、HUAWEI Band 7が通常利用で14日間。HUAWEI WATCH FIT2は通常利用で10日間の持ち時間になっています。

健康管理機能が充実

スマートウォッチを日々の健康管理に役立てないと考えてる人も多いと思います。

HUAWEI Band 7とHUAWEI WATCH FIT2は心拍数・血中酸素濃度・ストレス・睡眠の計測機能が付いています。

これらの機能は、全て腕に付けているだけで自動的に計測してくれるので、付けているだけで自分の健康状態を把握する事が出来ます。

アプリの通知が便利！

これはスマートウォッチの基本機能なので、付いていないスマートウォッチはほぼありません。

いちいちスマホを取り出さないでもスマホにきた通知内容を確認出来るのはスマートウォッチの一番のありがたポイントです。

HUAWEI WATCH FIT2のみに付いている機能

今回は同時に発売されたHUAWEI WATCH FIT2とHUAWEI Band 7ですが、HUAWEI WATCH FIT2にあってHUAWEI Band 7担い機能はありますが、逆はありません。

音楽再生・保存機能

これは他メーカーのスマートウォッチでも、上級版にのみ搭載されている傾向がある機能ですが、HUAWEI WATCH FIT2にも音楽の再生・保存機能があります。

これはどういうことかというと、HUAWEI Band 7でもスマホで再生している音楽のリモコンとして一時停止や曲送りなどが出来ますが、HUAWEI WATCH FIT2はスマホがない状態でも単体で音楽の再生が出来ます。

音楽を聞くのにApple MusicやSpotifyなどのサブスクを利用している人が多いと思いますが、HUAWEI WATCH FIT2はサブスクの音楽を保存する事ができません。

例えばApple Watchの場合は、Apple MusicとSpotifyの音楽をそのまま保存してスマホなしで再生することが出来ます。（ワイヤレスイヤホンは必須）

HUAWEI WATCH FIT2の場合は、MP3など音楽ファイルの拡張子が決まっているので、音楽鑑賞をサブスクメインで聞いている人なんかにとってはちょっとハードルが高くなっています。

GPSの有無

スマートウォッチは大きく分けて、GPS無しの安価モデルと、GPS搭載の高価モデルの2種類に別れていると言ってもいいともいます。

10,000円以下で買えるようなスマートウォッチでGPS搭載しているのは無い状態です。

HUAWEI WATCH FIT2とHUAWEI Band 7の大きな違いはこのGPSと言っても良いと思います。

スマートウォッチのGPSはどんな時に使うか？というと、ワークアウトの時に有り無しが大きく関わってきます。

ワークアウトで野外ウォーキングやランニング、サイクリングを行う場合GPSを搭載していれば「走行ルート」「走行速度」「平均速度」「1キロあたりのペース」「標高差」などなど、細かい情報を得ることが出来ます。

HUAWEI Band 7のようなGPS非搭載モデルでも、実は走行ルートや走行速度などのログを取ることが出来ます。

どうやってログを取るかと言うと、連携しているスマホのGPSを使います。

つまり、ランニングやウォーキングをする時にスマホを持ち歩かなくてもログが取れるのがGPS搭載モデル。スマホを持ち歩いての運動が苦にならなければGPS非搭載モデルでも同じことが出来るということです。

マイク・スピーカー

マイクとスピーカーの有無も、価格帯で変わってくる機能のひとつです。低価格なモデルには付いていないですがある程度1万5000円以上〜位の価格のスマートウォッチには搭載されている場合が多いです。

HUAWEI WATCH FIT2にもマイクとスピーカーが搭載されているので、先程紹介した音楽の再生が単体で出来るんです。

そして・・・マイクも搭載されている理由は、なんとHUAWEI WATCH FIT2は通話（電話）が出来てしまうんです。

電話を受けることも、履歴や登録した連絡先から発信することも出来ます。

【まとめ】HUAWEI Band 7とHUAWEI WATCH FIT2の比較！結局おすすめはどっち？

・ワークアウトの時にスマホを持ち歩きたくない人
・スマートウォッチで音楽を聞きたい人（音楽を入れるのはちょっとめんどくさい）
・スマートウォッチで電話したい人

ということで、レビューのために両方買いましたが、個人的な感想でいうとワークアウトの時にスマホを持ち歩くのは少しめんどくさいですが、スマートウォッチで音楽聞くのも電話もしないので（スマホですればいい・・・・）