年々スマートウォッチは珍しいものではなく、周りにつけている人も増えていると思います。数十万円する高級スマートウォッチもありますが、今回紹介するのはKYOKA F18という3,000円台で購入できる激安スマートウォッチです。
激安だけど機能は盛りだくさん!
スマートウォッチデビューやシンプルなスマートウォッチが欲しい人にはおすすめなモデル。
KYOKA F18にできることは?
激安スマートウォッチですが、F18は多機能なスマートウォッチで3000円台と安い価格帯のスマートウォッチですが、スマホの通知を受けたり、健康管理機能が搭載されていたりなどスマートウォッチの基本的な機能はほぼ搭載されています。
性能的には?な部分も正直あるけどね。
・スマホの通知を受ける
・血圧・血中酸素濃度・心拍数・体温計測・睡眠モニタリング
・24種目のスポーツ測定(これはゴミ)
・IP67防水
・遠隔カメラ
・天気予報表示
・バッテリーは8日間
スマホの通知を受けたり、各種測定機能が付いてたり、スマートウォッチの基本的な部分は搭載されているモデルになります。
10日間ほど実際に使ってみたのでレビューするよ!
KYOKA F18の外見と付属品チェック!
KYOKA F18は3,000円台で購入できるスマートウォッチで、価格的には最安クラスのスマートウォッチになりますが付属品は替えのバンドが2本付いているなどがんばっています。
バンドはシリコン製で高級感はありませんが、汚れにくく長く付けていても肌触りがいいので心地よい材質になっています。
KYOKA F18は通知の文字なども見やすいスクエア型の1.69インチディスプレイを採用したスマートウォッチになっています。
背面には健康管理機能で使うセンサー類と、充電用の端子。
サイドには物理ボタンがひとつ。
F18を充電するには、付属している専用のケーブルが必要になります。バッテリーは健康管理機能の自動計測をオンにした状態でも約8日間持ちました。
安い中華製スマートウォッチですが、日本語記載の説明書もあるのでスマートウォッチ初心者でも大丈夫。
KYOKA F18を使うには「GloryFit」というアプリをインストール
基本的にスマートウォッチはスマホと連携して使うガジェットです。スマホと連携するにはスマートウォッチ専用のアプリをスマホにインストールする必要があります。
KYOKA F18の場合は「GloryFit」というスマートウォッチ用のアプリをインストールする必要があります。
GloryFitは、KYOKA F18専用のスマートウォッチアプリではなく、激安系スマートウォッチによく使われる汎用的なアプリになっています。このアプリを使ってF18と接続し、各種アプリの通知を管理したり、測定した心拍数や睡眠モリタリングなどの確認や管理をする事ができます。
KYOKA F18の使い方
こう言ってはなんですが、このKYOKA F18を購入しようとしている人、購入した人はスマートウォッチを試してみたいというスマートウォッチ初心者の方が多いと思います。
スマートウォッチ初心者にはシンプルで使いやすいモデルだしね。
説明書ももちろん付いてきますが、説明書よりも分かりやすく写真入りで説明して行きたいと思います。
スマホと接続する
スマホと接続するには、先程も紹介した「GloryFit」というアプリをスマホにインストールする必要があります。
GloryFitをインストールしたら、アプリを開いてGloryFitとKYOKA F18をペアリングさせましょう。
ペアリングはめちゃくちゃ簡単だよ。
通知するアプリの選択
スマートウォッチのメイン機能とも言って良いのが、スマホに来たメールやラインの通知を受ける機能。
LINEなんかが来ても、いちいちスマホを取り出さずにスマートウォッチで確認できるから、スマホを取り出す回数が激減しますよ!
ですが、スマホに来た通知をすべてスマートウォッチにも通知させるのは煩わしいと感じる場面もあります。
そこでスマホからスマートウォッチに通知させるアプリを選択し、必要な通知だけ受け取るように設定することができます。
この設定を行うにはF18側ではなく、スマホのGloryFit側で設定をすることが出来ます。まずはデバイスを選び、アプリ通知の項目を選択します。
そうするとアプリの一覧が出てくるので、そこでスマートウォッチでも通知を受けたいアプリを選択することが出来ます。
F18にはマイクとスピーカーは搭載されていないので、電話が来た時に通知は来ますが通話する事はできません。
バツを押すことで着信拒否することは出来ますよ!
各種健康測定機能をテスト!
F18には心拍数・血中酸素濃度・体温・血圧・睡眠と5つの健康モニタリング機能が搭載されています。
血中酸素濃度や心拍数、睡眠モリタニングは最近のスマートウォッチでは当たり前の様に搭載されていますが、F18にはその他にも血圧と体温測定が搭載されています。
そもそも数万円の高いスマートウォッチでも、医療機器ではないので〜という記載があるくらいなので、3,000円台のF18が正確に計測できるは思えないけど・・・搭載はされています・・・笑
もちろんF18も医療機器ではないので、計測数値はお遊び機能程度に考えてね!
血圧測定をテスト!
私は日常的に血圧を測定することはないんですが、両親が使っているそこそこちゃんとした物っぽい血圧計が家にあったので、計測してみました。
血圧ってどのくらい誤差があって良いのかわかりませんが・・・最高血圧は共に116でm最低血圧が75と78という3の差・・・。
んー。なにげに正確なの?っていうか血圧って腕で測れるもんなのか・・・?
ということで、絶対正確ではないと思うんですが・・・・数値的には結構正確に測れている・・・かも?という結果になってしまいました。
血圧測定機能は、アプリのGloryFit上でもあとから確認することが出来ます。血圧測定を行うには腕にF18を付けているだけでは行われないので、自分が計測したい任意のタイミングで行うようになっています。
体温測定をテスト!
続いて体温測定をテストしてみたいと思います。F18は皮膚体温測定と、体温の両方を計測することができるようになっています。
体温計は信頼の?オムロン製なのである程度正確だと思います。体温測定に関してはF18が36.3度でオムロンの体温計が36.7度と0.4度の誤差が出ました。
体温の上に表示されている32.0度というのが皮膚体温になります。
体温の0.4度は誤差・・・?なのかな?
体温測定は自分で行わなくても腕に付けているだけで自動計測するように設定することが出来ますが、その場合の計測間隔は10分に一度から6時間に一度まで設定することが出来ます。
血中酸素濃度計測をテスト
血中酸素濃度はコロナ化での健康管理で一気に注目された機能で、最近のスマートウォッチにはほぼ搭載されています。
90%を下回ると良くないと言われているので、スマートウォッチ上で簡単に確認出来たら便利な機能ですがF18も他のほとんどのスマートウォッチも正確なのか・・と言われると?な部分です。
結果はF18が98%で指で計測するタイプの物で97と、これも誤差と言って良い範囲の数値になりました。
おもちゃ機能だな!!!って馬鹿にしたかったんだけど、結構どの数値も正確な数字で戸惑う・・・笑
これらの健康計測機能はGloryFit上で過去の分も確認出来ますが、なぜか血中酸素濃度のログは見ることが出来ません・・・・
血中酸素濃度だけないのは・・なぜ?笑
今回の検証ではどの計測も、正確に近い数値が出来ましたが、医療機器ではないので血圧や血中酸素濃度などの数値が自身の健康に大きく影響するよな人は、F18の数値をあてにするのは絶対に止めましょう。お遊び機能と思って使ってください!!!
KYOKA F18のまとめ
久しぶりに血圧や体温測定機能が搭載された怪しげなスマートウォッチをレビューしましたが、結構正確な数値が出てしまうという結果になりました。
当然数万円の有機ELを搭載したスマートウォッチなんかに比べると、画質は汚く高級感はありませんが出来ることに関しては正直大差ありません。
スマートウォッチを初めて使う人や、スマートウォッチとして使えれば高級感は必要ないという人にとっては有りな選択だと思います。